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宇城道塾 道塾事務局ブログ

「こんな法律で本当にいいのか」 『道』167号より

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 「心身合併症 搬送・転院要請 患者3割入院できず」
 精神障害者が身体疾患にかかる心身合併症の受け入れ病院不足問題で、
 救急搬送や転院で精神科病床のある東京都内の総合病院へ入院要請した
 合併症患者の約3割が、要請された病院に入院できなかったことが、
 厚生労働省研究班の調査で分かった。・・・
  (2011年1月18日 毎日新聞より) 



この新聞記事が伝えるのは、「精神障害者を受け入れる体制の脆弱さ」という事実です。
記事では、精神障害者を受け入れる施設・人員が受け入れ病院に整っていないことを理由に、緊急に手術の必要な患者でさえ即日入院が難しいという実態が紹介されています。

この問題は、薬物依存症回復を目指す子供たちとともに生きる、茨城ダルク代表 岩井喜代仁さんが問題提起する「医療費削減」に端を発する「退院促進事業」「心神喪失者等医療観察法」によって現場に起こっているゆがみや不安と、根を同じくするものです。

いま茨城ダルクには、本来ダルクでみるべきでない「統合失調症(精神病)」をもつ子供たちが、行き場がないために入ってきています。
彼らがダルクを経て社会に戻ることができるのか、また「統合失調症」の治療なき場に彼らが来なければならない事態を引き起こす制度への不安が、薬物依存回復施設に広がっています。


20110119_2.jpg「今のダルクのシステムがそういう子らの回復に
 あたらない、ということです。
 多分、6割は合っているけど4割は合わない。
 その6割と4割をどう説明するのか。
 自分ではわかっているんだけど「それは何故なのか」
 というのは説明がつかない。
 18年間の勘でわかっているだけ。
 でも現場をやっているこっちが実態なんだ。」
  (季刊『道』167号 「今日一日を生きる」より)



問題は根深く、改善、解決には長い時間を要するでしょう。
しかし岩井さんは、まず今感じている違和感を、明確に発信することが必要だと、『道』で語ってくださいました。
「弱者切り捨て」の社会から脱するために、まず知ることが必要です。



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