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宇城道塾 道塾事務局ブログ

“野球を通して人間形成に取り組む” 小久保裕紀選手を「野球道」へ導いたものとは

昨年3月。宇城憲治塾長は、2004年から指導をされていたプロ野球選手
小久保裕紀氏(福岡ソフトバンクホークス・当時)と季刊『道』173号で対談しました。

kokubo160_.jpg小久保選手は昨年、2000本安打達成後、12月に現役を引退しました。
そして本日、小久保氏の自叙伝が発売されました。
(『一瞬に生きる』小学館 税抜1500円)

巻末の「おわりに」のなかで、小久保氏が宇城塾長から受けた教えのなかで核となった、今後のご自身の人生の最大のテーマとなる教えについてのことが書かれています。


その箇所を引用させて頂きます。


 私は野球との出会いのおかげで、ここまで成長することができました。
だからこの先は、その大好きな野球に対して恩返しをしていこうと思います。
「野球から野球道へ」
 これが今後の私の人生における「テーマ」となります。
 
 私はジャイアンツに移籍した、2004年のシーズン途中から、
グラウンドに「一礼」するようになりました。
グラウンドは道場だという意識から来たものです。
道場では必ず、礼に始まり、礼に終わります。
入る前は、「今日も心技体の鍛錬に励みます。よろしくお願いします」と
心の中で唱えます。出るときには「おかげさまで、しっかり鍛錬できました。
ありがとうございました」という感謝の心を持ちます。
 
 私は、宇城憲治先生との出会いにより、このことを学びました。
宇城先生とは、㈱UK実践塾代表取締役、心道流空手道範士八段、
全日本剣道連盟居合道教士七段、宇城塾総本部道場・創心館館長です。
武道家でありながら、エレクトロニクス分野の技術者として、ビデオ機器はじめ
衛星携帯電話などの電源や数々の新技術に携わり、数多くの特許を取得されています。
また、経営者としては1997年、加賀コンポーネント㈱ 代表取締役に就任し活躍されました。

 宇城先生との出会いのおかげで、私は野球に対してより謙虚になれました。
 言うまでもなく、ファンがあってのプロ野球です。勝つことが最大の目的なのは
間違いありません。また、ファンに喜んでもらえるプレーを目指すのも当然のことです。

 そのうえで、野球を通して人間形成に取り組む。小、中、高、大学の選手たちの
お手本になることが、プロ野球選手の役目です。
野球に対して謙虚でない人間はお手本にはなれないでしょう。
技術だけではなく、人間としての資質も見られていることを忘れてはなりません。
つまり野球を極めるということ自体が、人生においての道を極めることにつながるのです。

 昨年限りで選手を引退した私にとって、「野球」というスポーツの技術だけを極める時期は
終わりです。これからは、その野球を「道」としてとらえ、人生を通して、いま説明したような
人間形成や心の鍛錬を目指していきたいと思っています。
 もちろん、座右の銘である、「一瞬に生きる」という言葉を片時も忘れることはありません。
目の前のことに全身全霊をかけて取り組みながら、終わりなき野球道を歩んでいきます。



長年続いてきたスポーツ界における指導の在り方の根本的な問題が明るみに出て、
今後の指導者の資質が問われていくなか、
「野球に対して謙虚でない人間はお手本にはなれないでしょう。
 技術だけではなく、人間としての資質も見られていることを忘れてはなりません。」
という小久保氏の言葉に、大いに考えさせられます。

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