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宇城道塾 受講生の感想にみる「身体で理解する大切さ」

道塾の講義も9月にはいり、初級・中級・上級ともに後半の部となり、塾生の感想文にも大きな変化が見られるようになりました。

道塾では前半に講義、そして後半では身体を通しての実践・検証を行ないますが、講義での話が、実際の検証のなかで、納得、あるいは感動をもって身体に落とし込まれていく様子がつづられています。

「調和」や「衝突」ということを言葉でなく、実際に身体で体験するからこそ、日常のなかで活かされます。たとえば相手と「衝突」する場面に突き当った時、その意味するところがはっきりとわかり、内省し、調和に向かおうとするのです。

頭での理解ではなく、身体で理解していく大切さを塾生の感想文は教えてくれています。

道塾が生み出す雰囲気のなかで、温かさを感じ、元気になっていくといった感想もみられます。宇城塾長のみでなく、その場にいる塾生が生み出す雰囲気が、毎回、温かいものへととんどん高まっているのだと思います。

以下に塾生の感想文を紹介します。 


講義の後の実践では、ホワイトボードに書かれた内容が身体で感じられて感激しました。歴史に学ぶ、自然に学ぶ、思いやり、利他、そして不易流行。それは一部だけの実践では部分体になってしまい、つながりが感じられない。しかし、歴史から未来まで見る統一体の見方、さらに今を深くする。 そして周りをも変化させる・・・。 突きをする人間と調和して制すると同時に、触れていないスクラムをも動かしてしまうという事実。 「こちらへどうぞ」で何人もの人を動かす。これらの事実は先が見えているからこそ自信をもって行動できるし、その自信は、自己満足ではなく、思いやり・利他の「心あり」だ。

 さらに不思議なことも体験した。 宇城先生に突きをさせていただいたが、先生に触れた瞬間、身体が暖かくなった。 投げられているにもかかわらず、嫌な感情がまったく湧かず、むしろ幸せ(?)な感じを受けました。 勝ち負けではない、お互いが活きるとはこういうことなのかと感じました。
 また、道塾終了後、先生の著書を読み返すと新たな発見があり、読んだことのある本でも違った感覚でした。
 そして、今更ながら先生の空手テクニックなもの、つまり相対的なものではなく、「生きる」という絶対的なものであることを感じました。 武道といいながら、ただ狭いところで勝ち負けを競う格闘スポーツとは似て非なるものだ、と。最後に、少しでも人間力を高め、希望ある未来を創っていきたいと思います。
(岡山道塾 34歳 男性 S.S)


一番感じたことは宇城先生とわれわれ塾生が空中腕相撲をする時の事です。  
 僕は宇城先生の背中を指で触れていたのですが先生の筋肉の力が抜けて多人数に負けないのを目の当たりにしたとき、自分が宇城先生に対して素直になるのがわかりました。それからは宇城先生のお話が素直に自分に入ってきました。  
 身体で感じて教わるのは初めてです。   
 言葉にはそういう力はなく身体で人を引っ張っていける人間になりたいと思いました。
(大阪初級 和歌山 自営業 33歳 男性 H.A)


何人かで連なった状態で気の技を掛けていただくと、不思議なことに投げられた後もくっついた様になかなか離れられなくなります。「道塾も同じだよ」と先生は仰いましたが、まさにその通りだと思います。地位や肩書など一切関係ない、宇城先生の気に包まれた厳しくも幸せな空間、それが道塾だと思います。だからこそ離れられないのだと思います。(仙台道塾青森 41歳 男性 O.N)


心のあり方がいかに大切か、学びを深めることができました。 
 仰向けになった自分の肩を押さえている相手を倒すという実技がありましたが、自分の力で相手を動かそうと頭で考えるとうまくいかず、謙虚に状況を受け止めて、「心のままに行動する」 と力に関係なく相手を動かすことができるという事を改めて実感しました。
 先生の体に触れて筋肉の状態を確認させていただく機会がありましたが、普通は力を入れると筋肉が緊張し硬くなるところ、先生にはそれがありませんでした。
 頭で考えてから筋肉を動かし行動するレベルではない事をはっきり理解しました。
(仙台道塾 長野 会社員 38歳 男性 A.Y)


今回の講義で、最初に映像で拝見した脳卒中のマリオ君の話は驚きと共に感動がありました。以前から先生より、ミラーニューロンの話を伺っていましたが、実際に、このような奇跡的な事例があると知り、私たちはもっと深くこの事を理解する必要があると思いました。そして父親が「息子が最初は手先だけを見ていると思っていたら、実は内面を含む全体を見ていたと分かり、ならばどんな自分達を息子に見せたら良いのか夫婦で考えた」と言っていましたが、それを聞いて「ああ、そういうことだったのか・・」と腑に落ちた気がしました。

 空手をやっていない者でも、先生の突きを見て真似ると統一体になる。
 これは今回の実習でも体験しましたが、思えば、昔から職人の世界や芸事の世界では「見て覚える」が当たり前の事としてありました。それは、身体を使った技術を学ぶにはこうすれば良いと、長い歴史で証明されて分かっていたからで、ミラーニューロンの発見はそのことを裏付けているようです。
 それが現代では英語教育で代表されるように、理屈中心の学び方に変わってきてしまっているのは、現代人が本質的なものを見失って居るからだと思います。
 振り返って、この先「どんな人の姿を自らに映したいのか」また同時に、あのマリオ君の両親のように「どんな自分を相手に見せたら良いのか」と自問自答した時、幸いなことに答えが目の前にあるように思えるのです。
毎回の講義で学ぶ事は山ほどありますが、それより何よりも先生と時空を共有することに深い意味があるのだと感じました。
(東京道塾中級 東京 会社員 52歳 男性 S.I)



男性4人 対 宇城塾長の腕相撲
筋力による力でないことを確かめるため、塾生が塾長に触れている
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【動画】「調和」を示す宇城塾長(クリックするとWindows Media Playerが開きます)
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がっちり組んだ集団の一人が、人差し指で塾長の脇腹に触れる。集団はそのまま……

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