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宇城塾長 2013年 シアトル空手セミナー指導

去る9月14日、15日、宇城塾長による、今回で3回目となるシアトル空手セミナーが開催されました。セミナー主催責任者は、2006年からアメリカ・コロラドで行なわれた合気道指導者250名対象の長期合宿で塾長が招待師範として指導していた時の参加者の一人、ジョシュ・ドラックマン氏です。
氏は塾長に出会って以来、塾長が指導したコロラド合宿全3回はもちろんのこと、5年前よりニューヨークで塾長が開催されているセミナーに全参加し、ここ数年では日本での合宿にも参加するなどして、非常に熱心に空手を学んできました。


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剣の理合を解説する宇城塾長  (右 ドラックマン氏)


ドラックマン氏のその学ぶ姿勢は、空手という枠を越え、人間として成長する、心を鍛えるというところでの修行であることを明確にするもので、シアトルでのセミナーも、主催者である氏の姿勢に応ずるように、受講生にも年々大きな変化が見られるようになってきました。
それは2日間のセミナー生の学ぶ態度や、セミナー後の感想にも反映されています。セミナー開催中の雰囲気もそうですが、夜のパーティでの塾長のお話に耳を傾ける姿勢や眼差しが、日本のそれとは真剣さが大きく異なるように感じました。

セミナーでは、サンチン、ナイファンチンの型と分解組手をベースに、様々な検証を通じて、気の通った身体とそうでない身体がいかに違うかなど、その違いの本質を、形・呼吸・気という方法を使って指導されました。そしていかに統一体というあり方が、空手だけでなく、日常の行動においても思考においても、すべての調和の原点となるものであるか、その大切さ、奥深さを学んでいきました。


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サンチンの型稽古



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宇城塾長に型の姿勢を正されると…

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統一体となり、投げができる



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塾長が投げた大人を、子供に抑えさせる
子供は身体で「中心」を覚えていく



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塾長に「入られ」蹴ることができない  思わず笑みがこぼれるセミナー生


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休憩時間でも、塾長の話を聞こうと真剣なセミナー生




2日間、海外の塾生たちと触れ合いながら学ぶなかで常に感じたことは、宇城塾長のもとでの学びは、流儀・会派や年齢・国籍・職業の違いなどすべてが一瞬にしてなくなり、同時に無用な衝突、争い、比較もなくなってしまうということです。その雰囲気は、言葉ではなかなか形容しがたいものですが、これこそが、セミナーに参加し体験することの意義であると感じました。

この、2日間のセミナーの詳細につきましては、近日中に、UK実践塾のサイトにてアップされる予定です。
ここでは、参加された方々の感想を一部紹介いたします。海外においての学びが、いかに空手にとどまらず、大きな捉え方のなかで人生の学びとなっているかが感じ取れるのではないかと思います。


  

● 宇城先生の一触は、重要な道しるべ (K・F カナダ・カルガリー ヘッドハンティングエージェント)
2012年9月に初めて参加したセミナーから数えて3度目のセミナーとなりましたが、私はこれから先の北米のセミナーにすべて参加する覚悟を決めました。初心の段階で一番集中して行わなければいけないのは一人稽古だと信じており、先生のセミナーは私にとって型稽古の方向を示してくれる非常に大事なものであります。
今回のセミナーにて学んだことはたくさんありましたが、特に印象に残った三つを書かせていただきます。

(1)
今回のシアトルセミナーは私がニューヨークセミナーにおいて学んだ「基本に集中する大切さ」を土台として学ぶ事ができました。ニューヨークのセミナーでは、「目・集中」、「姿勢」、「瞬発力」の稽古の大切さを学び、今回のシアトルセミナーにおいては集中するとはどういった意味か、そしてその稽古をどのようにしたら良いかを学び、さらに姿勢の大切さとその機能、そしてナイファンチンにおける瞬発力の稽古の仕方を学びました。

(2)
武道の稽古のレベルの高さを思い知らされました。武道のレベルの高さは知っていましたが、実際に先生のレベルの高さがどのようなものか、今思えばまったくわかっていませんでした。まさか気によって体の麻痺した患者を回復させられるとは思ってもいなく、この事実には非常に感激しました。そして、先生が気を通していただいたお陰で今回一緒に来た友人の肘の調子が回復し、拳を握っても痛くならなくなったと言っていました。今回見せていただいた出来事は非常に力強い証拠で、そのおかげで武道は人生のすべての問題に対しての答えを持っているということを更に確信することが出来ました。

(3)
今回のセミナーでは前回は理解が足りていなかった事も、宇城先生が一対一でいろいろと姿勢を直していただいたり、身体をゼロにした状態を一触させていただいた事により実際に感じる事ができました。また他にも「守る」という事の意味と、そしてその気持ちを切らさないように(四つん這いになってパートナーが背中に乗り、その中を人が通るという検証をした時の様に)しながら型を行う大切さを学びました。先生に一触をしていただいた経験が、本当に私のこの先の理解と発展において重要な道しるべになると思います。

今回のセミナーは誰かを連れてくるというのは初めてでしたが、次回ももっと多くの人たちを連れてきたいと思っています。そしてこれは夢なのですが、初めて空手を習った時の先生をいつかセミナーへ連れてきたいと願っています。
宇城先生、いつも知恵を惜しげなく解放し、非常に素晴らしい先生であってくれている事を心より感謝しています。


● 私の世界が広がりました (N・M カナダ・バンクーバー プログラマー)
セミナーは非常に楽しかったです。そして心と意志によって成しえる人間の可能性に愕然としました。それは種や仕掛けなどという可能性を疑う余地のない魔法のようなものでした。
先生が周りの人に気を与える能力には畏敬の念を覚え、そして私の心に「なぜその様な事が実際に可能なのか?」という探究心が芽生えました。自分や沢山の人々がその様な能力を持つことは不可能だと思っていますが、人間は本当に素晴らしい事ができるという事実を示していただいたお陰で確実に私の世界を広げていただきました。
日々の実践においては私の姿勢を良く保つ事と(常に集中して、そして肩を落とし背中をまっすぐにする)心の状態を良くする事に努め、今回のセミナーで実際の例をもっと示していただいたように、自分のエネルギーを強くし、健康になり、自身や周りの心の平安が訪れるように努力をします。
最後に子供達や母親達を見学許可してくださった事を本当に感謝いたします。皆、本当に楽しい時間を過ごすことができた様です。あの後、私の子供達はちゃんと靴をそろえはじめました。いつまで続くか分かりませんが皆で頑張って続けていきたいと思っています。
ありがとうございました。
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