33組の親子ペア、総勢83名が集いました。
「子供の将来を握っているのは大人です。やはり大人が勉強しなければいけない。
今日は、子供のほうがはるかに優秀であるということを、いろいろな実証を通してやっていきます。皆さんも子供だったんです。しかしそれを駄目にしていく教育が現在あるということです。」
講義では人が育っていく過程で脳内で起きる変化や、学ぶことのあり方で将来の可能性が小さくも大きくもなること、誰もが生まれながらに持つ能力を閉じてしまっていることなどが様々な事例で示されました。
続く実技では、その「もともと持つ力」を引き出す実践が行なわれ体感していきました。塾長の著書『心と体 つよい子に育てる躾』にある、日常の所作や挨拶で、自分自身が計り知れない力を発揮することを、親子で体験していきます。
お箸と茶碗を正しく持つと、身体が強くなる

もともと備わっている「守る力」を検証する
子供が下にもぐると、上げられなかった腕が上がるようになる

〈 子供からもらうエネルギー 〉
がっちりと組まれたスクラムをお母さんだけでは崩せない


子供がお母さんに触れると……




簡単に崩すことができる

「よろしくお願いします!!」 元気よく挨拶、きちんと礼をして、大人の列を押していく子供たち



正しい正座、座礼の強さを体験



玄関で脱いだ靴をそろえることで身体は強くなる
バッティングフォームで検証

「中心を捉える」ということを、子供たちは瞬時に体得していく

講義中、ある子供に改善するべき点を見てとった塾長が、繰り返し繰り返し体験をさせ、「体で感じ動くこと」を徹底してやらせ、子供ができるようになった場面では、参加者から拍手が沸き起こりました。
「言って聞かせる」ではなく、体験をさせて「気づかせる」指導の実際を、参加者は目の当たりにしました。
以下、参加者からの感想を紹介いたします。

子供は小3ですが、まだまだ幼く、きちんと参加できるのか不安でした。
本人が、実際に大人の男性を引っ張れたことは、不思議な気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいだったと思います。
「僕って力弱いと思ってた。挨拶って凄いんだね!!」と自信を持てたようです。あんなに嬉しそうな顔を見ると、私も胸がいっぱいになりました。
本当の躾とはこれだったのかと、自分の子育てや躾は「やっていたつもり」でしかなかったと痛感しました。
迎えに来てくれた主人が、息子の姿勢が変わっていることに気が付きました。帰りの新幹線では、息子と先生に教えていただいたことについて話しました。今日は「今から家族でできること」もたくさん教わりました。
靴の整え方。姿勢。挨拶。
まずはこれを徹底します。やっとスタートラインにつけたようです。本当にありがとうございました。
(愛知 主婦 40歳 女性 YF)

倒れた私を子供が手を押さえると立てそうで立てない。しかし一人の子には大人に押さえられている感覚があり立つことが出来ました。何度も先生がその子に指導されていると、急にその子の雰囲気が変わり私は立つことが出来なくなりました。会場からは大きな拍手を頂き、自信がついた様です。男の子の顔を見ると、表情も穏やかな少年の顔に戻っていました。「これからはもう大丈夫」と先生は仰られていましたが、私も自分の子供の様に嬉しくなりました。
やさしさと時には厳しさもありましたが終始愛情につつまれた親子塾。
先ずは親が変わる事を実践していきたいと思います。
(兵庫 会社員 42歳 男性 HF)
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