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宇城塾長による第10回 宇城空手ニューヨークセミナーが開催されました

去る2014年4月25日(土)と26日(日)、今年で10回目を迎える宇城憲治塾長によるニューヨーク空手セミナーが、ベッドフォードヒルズにあるマーク・エイブラムズ氏の道場で行なわれました。セミナーには、アメリカ国内、そしてカナダ、日本の各地から、これまで宇城塾長に指導を受けてきた常連受講生が結集し、さらには遠くドイツからフルコンタクト空手指導者を含むグループが初参加しました。

このドイツからの参加グループの中心人物は、今年70歳となる空手暦50年の指導者F氏です。長年、空手の道を追い求めてきたものの、技術面においてはもとより、様々な課題をかかえる組織の問題、勝敗に重きを置くあり方に疑問を抱くようになり、組織を離れ自分の理想とする空手を求め続けてきた結果、今回の塾長のセミナーに辿り着いたのだと言います。

F氏は、「これまでの50年の修行人生よりも、塾長による二日間のセミナーで学んだことがはるかに多かった」と語り、さらに自らが尊敬する沖縄の空手家・屋部憲通師(1866年~1937年)の言葉、

「空手は生きる道である。
   であるからこそ、それはスポーツとはまったく異なる性質のものである。
       空手を単なる楽しむためや勝つために修行してはならない」

を引用し、
「私は、宇城塾長の指導を受け、今ようやく、屋部先生が言われたこの言葉の意味を理解しました。」と語っています。


誰もが現在の状況から抜け出したい、よりよい方向へいきたいと願い、解決の道を求めて教えを請います。しかし、変わるべきは、ほかの誰でもなく、周りの環境でもなく自分自身であることに気づいた時、気づかされた時、本当の変化への道へ進むことができるのです。宇城空手セミナーは、まさに、その勇気とエネルギーを与えてくれる希望あふれるセミナーでありました。



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セミナーの詳細レポートは、近日中にUK実践塾のサイトにアップされる予定です。
以下にセミナーに参加された受講生の感想文を紹介いたします。



■(ドイツ フルコン空手50年 空手指導者 IF)
本当に、これまでで一番美しい週末を過ごすことができました。実際に私を導いてくれる先生を見つける事が出来ました。「戦わずして勝つ」を目の前で見せてくれた人は宇城先生が初めてです。どの道に進めば良いかは、もやは疑問の余地はありません。私の方向は決まりました。
沖縄古伝空手の屋部憲通先生(1866年~1937年)がかつて言われた言葉があります。

「空手は生きる道である。
  であるからこそ、それはスポーツとはまったく異なる性質のものである。
    空手を単なる楽しむためや勝つために修行してはならないのである。」

私は、宇城先生に学んだこの二日間で、これまでの50年よりも多くのことを学びました。
そして私は、今回宇城先生に学び、ようやく屋部先生が言われたこの言葉の意味を理解することができたのです。先生を前にして、私の空手の段や肩書きは恥ずかしくて名乗れるものではありまません。私の願いは、このまま先生との関係を深め、いつか先生にドイツに来ていただきたいという事です。


■(ドイツ フルコン空手6年 SL)
宇城先生は本当に素晴らしかった。先生は今回私をたくさん相手に技をやってくださったので、先生の「気」に多く触れる事が出来ました。それは本当に素晴らしい体験です。先生のビデオを見た事はあり、「こんな感じかな?」という想像はしていましたが、実際に体験してみて、まさにその想像が本当だったことが体験でき、先生のやっておられるすべてを信じる事が出来ました。まさに本物でした。

さらに先生から学んだ事は日常にも生かせる事ばかりでした。我々は宇城先生の指導を受ける初めてのドイツ人となったのではないでしょうか。仲間に先生の素晴らしさを伝えることができることがとても嬉しいです。


■(ドイツ フルコン空手13年 自動車修理工場勤務 M)
1973年に空手を始めて8年やり、30年のブランクのあと、また同じ道場、同じ先生のもとで稽古を始めました。YouTubeとDVDの、数見さんのインタビューを見て、この先生に会わねば!と思ったのがきっかけです。今回のセミナーでの経験は想像していたものとは全く違いました。ここ2ヶ月は、先生のDVDを見ながらサンチンを稽古してきました。

セミナーでは、先生に手を取って教えていただいた時には出来でも、自分ひとりでは出来ませんでした。しかしそのなかで、先生の気の威力を体を通して体験することができました。これからも宇城先生に学んだ事を取り入れて稽古をしていきます。


■(ドイツ フルコンタクト空手34年)
ただただもう言葉がありません。宇城先生には本当にたくさんのことを学びました。
ありがとうございました。


■(テコンドー5年 薬と予防注射の開発 D)
セミナーにおいて、すべては筋力ではなくエネルギーであり、リラックスする事で防御と攻撃をもっと楽に行なう事が出来る事を学べたことは、素晴らしかったです。日常においてはストレスを感じる問題でも、先生から学んだ事を応用して楽に変化し対応できる事を学べました。


■(カナダ ヘッドハンティングエージェント CF)
このセミナーを非常に楽しみにしていました。前回のシアトルセミナーでは自分がいかに出来ないという事を知り、先生が気を送ってくれたときに「できる」を体験して非常に刺激的でしたが、今回は先生が気を送ってくださる稽古の比率が少なく、もっと具体的に直していただいたと思います。そしてその事によって自分にもっと自信を得る事が出来たと思います。
特に上げ受けの時に“一ヵ所” を見つける事の大切さを学びました。おかげでこれから先にどのように稽古をしていけば良いかが分かりました。自分で自分の稽古を修正する事が出来るので、私にとりたいへんありがたい稽古でした。

先生にお会いできるのは年に二回なので、それまでに出来るだけ自分に対して正直にそして効果的な稽古をしているつもりです。『空手と気』において先生が「いつか出来ると思わず今を変えなければいけない」といった事を書かれていたのですが、今回、色々な稽古方法を教えていただいたお陰で、これから先、今まで学んだ事が繋げていけると思います。最初は繫がりといった事は全く分かりませんが、稽古が進めば色々な事が繫がり、全体像が見えてくると思います。そしてその稽古のための色々な方法を与えていただき感謝しています。

最初のシアトルでは先生が見せてくださる技の様な事が実際に存在するのだという事に感動しました。そして最初のシアトルでは、何かを学んだと思っていたのが全く分かっていなかったという事が分かりました。ですので、その後、基本を集中して稽古しました。特に目と姿勢にフォーカスしていたのですが、そのせいか、今回のセミナーでは姿勢について少し分かった気がしました。

自分が間違っている事が分かると自分を修正しようとする事が出来ますが、やはりどのように直したら良いのかが分からなければ難しいです。ですので、今回、先生に直していただいた事は本当にありがたかったです。


■(ペンシルベニア州フィラデルフィア在住 空手指導者 日本人 M)
スポーツと武術の違いを教えていただきました。武術というのは、体の使い方を勉強しないと駄目なのだということがわかりました。スポーツはつくる、武術はさがすもの。みんな潜在能力をもっているのに、それをどういうふうに引き出すかがわからない。その方法を先生に見せていただきました。

私は以前、車の事故にあった際に、大事故にもかかわらずほとんど怪我をしませんでした。稽古では、気を通されると竹刀で叩かれても、痛くなかったのですが、あの時も、こういう気のはいった身体になっていたのかなと思いました。それと、仰向けになったときに先生に気を通されたとき、なにか、地球の底からわきあがってくるような、地殻変動がおきたかのような、感覚になったことを覚えています。こちらへきて地震を体験することはなくなったのですが、久しぶりの底から揺さぶられる感覚を味わいました。


■(ニューヨーク在住 空手指導者 日本人 I)
今年で5年目ですが、価値観が変わりました。私もフルコン出身なので、強くなりたいというのがあったのと、強い先輩にあこがれて空手の世界に入ったのですが、町で襲われたときに、家族とか愛する人を本当に守れるのかと。先生を見ていると、技術的にももちろんですが、人間的にも素晴らしくて、その先生が街で人を殴っている姿は想像できない。戦いになっても先生では殴り合いにならない。じっと相手を見つめて、相手がすいませんでした・・・・そこで先生がにこっと笑うというような ――そういう姿が思い浮かびます。

どんどん複雑な社会になっているので、人間力がないと生きていけません。衝突の人生では足をひっぱられてしまうので、みなと融合し、支えてもらい、自分が上にいったら、下を面倒みて、衝突から融合を目指す、そういう考えで生きたいと思っています。



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